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CLEAN TECH JAPANのよもやま話~第14回~

皆さんこんにちは!

CLEAN TECH JAPAN、更新担当の中西です。

~やりがい~

 

1|清掃は“見えない主役”——ホテル体験の土台

フロントの笑顔や客室のデザインより前に、ゲストが無意識に評価するのは「清潔さ」。
見えないホコリ一つ、指紋一つが満足度を左右し、再訪・口コミ・客単価に直結します。
ホテル清掃は“裏方”ではなく、ブランド体験の起点です。


2|いま、求められている主なニーズ 📈

2-1 ゲスト視点

  • 衛生の確かさ:高接触部位(リモコン・スイッチ・ドアノブ等)の確実な消毒

  • 一貫した品質:日や担当者が変わっても同じ仕上がり

  • 静けさと配慮:滞在中清掃の声・音・動線の気遣い

  • 可視化:清掃完了カード、アプリ通知、封印シールなど“やった”が分かる安心

2-2 ホテル運営視点

  • ターン時間の最適化:チェックアウト〜インの“山”を崩さず間に合わせる

  • 人手不足対策:省人化と新人戦力化(教育の短サイクル化)

  • コスト×品質の両立:リネン・消耗品・洗剤の最適使用

  • エコ運用:連泊時の選択清掃、リネン交換頻度の設計、食品・資材ロスの抑制

2-3 スタッフ視点

  • 安全と人間工学:腰・肩に優しいツール、PPE、無理のないノルマ

  • 手順の明確化:誰でも迷わないスタンダード(SOP)

  • 評価の見える化:成果が数字で返ってくるやりがい


3|この仕事のやりがい 🌟

  • ビフォー/アフターが“秒で分かる”達成感
    乱れた客室が整っていく充足感。写真で並べると小さな工夫も価値に変わる。

  • ゲストの安心をつくる誇り
    「清潔でぐっすり眠れた」の一言が、何よりのエネルギー。

  • 職人技×チームプレー
    ベッドメイクの手際、目地の汚れを一発で落とすコツ、動線設計——技術が成果に直結。

  • 改善が数字に跳ね返る手応え
    1室あたり3分の短縮、苦情率0.2pt改善、レビュー4.6→4.7……小さな積み上げがホテルの収益を押し上げる。

  • 多様な働き方に優しい
    時短・シフト柔軟・語学不問でも活躍でき、キャリア(検査員・教育担当・管理者)も描ける。


4|やりがいとニーズが交差する瞬間 💬

  • 高接触チェックリストを導入 → クレーム半減
    ゲストの安心が口コミに反映され、予約サイト評価が上昇。

  • “見える清掃”の採用(完了カード+封印) → 連泊率UP
    目に見える配慮がリピーターを生む。

  • ワゴン動線の再設計 → 1フロア10分短縮
    同じ人数で清掃可能室数が増え、オーバーブッキングリスクも低減。


5|“今すぐ”現場を強くするミニ戦略🧰

  1. 高接触20点ルール
     リモコン/スイッチ/ハンドル/蛇口…“20点だけは必ず触る”を徹底。写真付きSOPで新人も迷わない。

  2. 三色タオル方式
     赤=水回り、青=客室、緑=鏡・ガラス。交差汚染を防ぎ、検査も一目で判断。

  3. 5枚撮り報告
     入室・ベッド・バス・デスク・退室の5カットをアプリ記録。教育とトレーサビリティに直結。

  4. 連泊“選択清掃”の標準化
     タオルだけ、ゴミだけ、フル清掃を選べる。資源・時間を賢く配分。

  5. ワゴン“定盤”化
     上段:補充、中央:清掃、下段:リネン。全館同一配置で応援・ヘルプ時も迷わない。


6|成果が見えるKPI(目安と活用例)📊

  • 客室清掃時間(分/室):山谷別の中央値で管理。外れ値は原因分析。

  • 再手直し率(%):1%未満を目指し、発生箇所をヒートマップ化。

  • レビュー清潔度(5段階):週次で推移確認、コメントキーワードを教育に反映。

  • 連泊エコ選択率(%):環境貢献と工数削減の両輪KPI。

  • 労災・ヒヤリハット件数:ゼロ目標。要因別に対策(滑り・持ち上げ・化学剤)。

※大切なのは“他社比較”より“自館のベースラインを上げ続けること”。


7|これからの清掃:DX・ロボット・サステナブル 🚀

  • DX:PMS連携で空室ステータス即時更新、モバイル配車で待機ゼロへ。

  • ロボット:廊下・ロビーは自律清掃、人は“細部の仕上げ”と検査に集中。

  • サステナブル:低香料洗剤、節水ノズル、リネンの再生素材、廃棄の分別徹底。

  • ウェルビーイング:腰部サポート器具、軽量ワゴン、休憩導線の再設計で離職を防ぐ。


まとめ ✨

ホテル清掃業は、

  • 衛生・一貫品質・省人化・環境配慮という強いニーズに支えられ、

  • 見える達成感・ゲストの安心・数字で伸びる手応えという大きなやりがいを生む仕事。

“見えないところほど丁寧に”。
その積み重ねがブランドを育て、再訪と口コミを呼び、現場の誇りを高めます🧹🛏️🌿

 

 

 

 


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CLEAN TECH JAPANのよもやま話~第13回~

皆さんこんにちは!

CLEAN TECH JAPAN、更新担当の中西です。

~変遷~

 

1|黎明期:客室係=おもてなしの延長(〜1970年代)

観光が大衆化する以前、客室清掃は「女将の目」「仲居の所作」に象徴されるおもてなしの一部でした。
基準は口伝・経験に依存し、道具もモップや羽ぼうき中心。客室数が少ない分、手仕事の丁寧さで品質を担保していました。


2|量の時代:標準化と分業(1980〜1990年代)🏨

団体旅行・ビジネスホテルの拡大で回転率が最重要に。

  • チェックアウト〜チェックインまでの「※ターンダウン/ターンオーバー」を分単位で標準化

  • 清掃手順書・チェックリスト・ダブルチェック導入

  • カート・工業用洗剤・業務用掃除機の普及
    “同じ品質を早く”が合言葉になり、分業と工程設計が進みました。


3|アウトソーシングと品質保証(2000年代)🧾

運営の効率化が進み、客室清掃は**外部委託(BPO)**が主流に。

  • SLA(サービスレベル合意)で品質を数値管理

  • ISO的な手法や5S・可視化ボードで現場改善

  • 苦情分析やミステリー監査で再現性のある品質を追求
    清掃は「コスト」から「ブランド体験の土台」へと位置づけが変わりました。


4|グローバル基準&多様化への適応(2010年代)🌏

インバウンドと宿泊形態の多様化(長期滞在・ホステル・高級ブティック)により、

  • ベッドメイクの国際標準、アメニティ補充、リネン品質の細分化

  • 連泊時のエコ清掃(必要箇所のみ)やタオル再利用の促進

  • PMS/ハウスキーピングシステム連携で空室状況をリアルタイム管理
    “同一手順・多様な期待値”を両立する運用が求められました。


5|衛生・安全至上主義への転換(2020年代:コロナ禍以降)🧴🛡️

パンデミックを契機に、清掃は宿泊選択の決定因子に。

  • 高接触部位(リモコン・スイッチ等)の明示的消毒

  • 客室換気の標準手順化、作業者のPPE(個人防護具)

  • 清掃完了の可視化(封印・アプリ通知)

  • 時間短縮より衛生手順の遵守が優先へ
    清掃は“裏方”から“安心の証明”に役割が格上げされました。


6|ロボット・DX・データ駆動(現在〜)🤖📲

人手不足を背景に省人化×品質維持がテーマ。

  • 自律走行の床洗浄ロボ、UV除菌機、静音掃除ロボの夜間運用

  • モバイルアプリでタスク配車・進捗可視化・写真報告

  • センサー×PMSで室内滞在検知→最短で清掃着手

  • 苦情・破損・消耗データを学習し、在庫・人員配置を最適化
    “清掃=作業”から“運用デザイン”へ。


7|サステナビリティとウェルビーイング(これから)🌱

  • ウォーターセンス:超音波ミストや適量洗剤で水・化学剤の削減

  • リネン戦略:連泊エコ清掃の選択制、サプライチェーンでの再生繊維

  • スタッフの安全と成長:人間工学ツール、リフト補助、教育のeラーニング化

  • ユニバーサル清掃:嗅覚過敏・アレルギー対応、香料レス選択
    清掃はESGの“E(環境)”“S(人)”両面で価値を生み続けます。


8|タイムラインで一気に振り返る ⏱️

  • 〜1970s:おもてなしの延長=手仕事の品質

  • 1980–90s:標準化・分業・高速回転

  • 2000s:外部委託+SLAで品質を数値化

  • 2010s:インバウンド対応、PMS連携、エコ清掃

  • 2020s:衛生至上主義、見える化、信頼の証明

  • 現在→未来:ロボット&DX、サステナブル運用、スタッフのウェルビーイング


9|現場を強くする“今すぐできる”3つの工夫 💡

  1. 高接触リストの定点観測:部位別不具合率を可視化→教育に反映

  2. スマホ報告の標準化:ビフォー/アフター写真+チェック項目で属人化を解消

  3. 需要予測×勤怠:到着便・イベントデータと連動し、清掃班の開始時刻・構成を前日最適化


まとめ ✨

ホテル清掃業は、

  • おもてなしの延長から始まり、

  • 標準化・外部委託・国際化を経て、

  • 衛生の可視化・DX・ロボット・サステナブル運用へ──。

今や客室体験の“最初の評価軸”であり、ブランド信頼の根っこです。
見えない仕事が、宿の価値を見える形にする。 その進化はこれからも続きます🧹🛏️🌍

 

 


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CLEAN TECH JAPANのよもやま話~第12回~

皆さんこんにちは!

CLEAN TECH JAPAN、更新担当の中西です。

~“選ばれる清掃会社”~

清掃業は現場力×仕組みの産業。人手不足・単価圧力・クレームリスクの三重苦を越えるには、標準化とデジタルが決め手です。ここではビルメン・店舗・宿泊・製造現場を対象に、経営と現場の両輪を解説します。


1|品質は“色と順路”で作る——クロス色分け&動線設計 ️

  • 色分け:赤=トイレ、青=ガラス、黄=什器、緑=キッチン等。交差汚染ゼロが基本。

  • 一筆書き動線高所→什器→床乾式→湿式の順でリワーク削減。

  • チェックリスト“触る順”で並ぶ表に。写真付きで新人が初日から戦力に。


2|SDS・希釈・保管——“薬品の三種の神器”

  • **SDS(安全データシート)**は現場ファイル化、緊急連絡先とセット掲示。

  • ディスペンサーで希釈固定→ムラ・コスト・素材ダメージを防止。

  • ロッカー管理:酸・アルカリ・塩素は分けて保管、温度直射日光NG。


3|安全は最優先——転倒・落下・化学物質

  • スリップ対策濡れ床サインゾーニング、作業は端から出口へ後退

  • 高所脚立3点支持・親綱、2人一組。

  • 化学混用禁止教育を入社・月次で反復。手袋・ゴーグル・マスクを常備。


4|DXで“迷わせない・待たせない” ️

  • スケジュールアプリ:現場ごとに手順・写真・図面を紐付け。

  • 実績はQR打刻在室証跡作業時間を自動集計。

  • 品質監査:チェック結果をダッシュボードで可視化、再発防止のPDCAへ。


5|KPIと原価の見える化

  • 定期:完了率/再清掃率/標準工数差

  • 日常:作業残/緊急呼び出し件数/応答時間

  • 原価:人件費%・薬剤費%・移動時間・教育時間
    → 週1の15分スタンドアップで“数字→原因→対策→担当→期限”。


6|現場教育:90日オンボーディング

  • Day1–7:安全・道具・色分け・動線。“触って覚える”実地3時間/日

  • Day8–30:小面積の担当現場→1枚写真報告の習慣化

  • Day31–60夜間現場・高所・剥離洗浄の基礎

  • Day61–90単独巡回+不具合報告→是正までを完走


7|剥離・洗浄・コーティングの勝ちパターン

  • 剥離区画を小さく、濃度は規定内。湿潤保持→吸水→リンスを丁寧に。

  • 石材酸NGの識別徹底。ダイヤ研磨含浸で長期の艶に。

  • カーペットドライ→パイル起こし→前処理→洗浄→リンス→速乾送風・除湿で再汚染抑制。


8|エコ清掃と省エネ

  • 低VOC・中性主体へ移行、超純水清掃で薬剤レスな箇所を拡大。

  • バッテリー機器夜間騒音↓、電力ピークも回避。

  • ごみ分別写真サインで回収品質を安定。


9|価格設計と提案力

  • 時間単価×標準工数×頻度を軸に、**“成果基準(品質レベル)”**で合意。

  • 初回現調→写真と面積表ゾーニング単価で透明化。

  • ミニ改善月次提案(マット位置変更・サイン追加・動線見直し)で解約率↓


10|採用と定着:人が辞めない組織の作り方

  • 固定現場+希望シフト15分早退可など柔軟性。

  • 評価は“できた行動”(色分け厳守・事故ゼロ・顧客褒め)で見える賃金へ。

  • 1on1を月1(10分)→感謝と改善1つを言語化。紹介制度で採用コスト↓。


11|ケース:24hジムの日常清掃を刷新 ️‍♀️

  • 課題:汗汚れの臭い/夜間クレーム/鏡ムラ

  • 施策色分け徹底超純水+スクイジーで鏡筋ゼロ、黙清掃サインで苦情減

  • 結果アンケート★+0.6、早朝会員の継続率↑、再清掃依頼▲70%


12|“30日で変える”改善ロードマップ ️⚙️

  • Day1–7:色分け・動線図・SDS掲示を統一

  • Day8–14:希釈器導入/QR打刻開始

  • Day15–21:品質監査のテンプレ運用→ダッシュボード公開

  • Day22–30:定例ミーティング(15分)と月次ミニ改善の提出を定着


まとめ ✨

清掃業の競争力は、安全に“同じ良さ”を繰り返せる仕組みで決まります。
色分け×動線×希釈×DX——この4点セットで、**品質↑・事故↓・原価↓・離職↓**を同時に実現。
「現場で昨日より良くする」小さな一歩を、今日から始めましょう。

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CLEAN TECH JAPANのよもやま話~第11回~

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CLEAN TECH JAPAN、更新担当の中西です。

~“落ちない”を落とす~

「毎日拭いているのに、いつの間にかくすむ」「掃除に時間をかけても仕上がりがイマイチ」それ、汚れの“正体”と“当てる薬”がズレているのかもしれません。清掃は汚れ×素材×道具×手順のマッチング。ここでは一般家庭〜小規模オフィスまで、そのまま使えるプロの型を公開します。


1|まずは“敵を知る”——汚れ分類と当て方

  • 油脂・皮脂(台所・スイッチ)アルカリが効く(重曹/セスキ/弱アルカリ洗剤)。

  • 水アカ・石鹸カス(浴室・水回り)酸性が効く(クエン酸・弱酸性洗剤)。

  • カビ(浴室・窓枠)塩素系で漂白・除菌。

  • 土砂・ホコリ(床・サッシ)乾拭き→水拭きの順で“泥化”を防ぐ。

⚠️ 禁忌:酸性と塩素の混用は絶対禁止(有毒ガス)。また、石材(大理石・御影)に酸はNG。テスト拭きを徹底。


2|“道具4点セット”で8割決まる

  1. マイクロファイバークロス(色分け:赤=衛生系、青=ガラス、黄=家具、緑=キッチン)

  2. スクイジー&ウォッシャー(ガラスは“濡らす→切る→抜く”で筋ゼロ)

  3. メラミンスポンジ(塗装面・光沢面は優しく)

  4. ブラシ(目地・パッキン・サッシ溝用の硬さ違い)

希釈は正義:原液で“力任せ”は素材を傷めがち。ラベル通りの希釈+**放置時間(ドウェル)**で“洗剤に働かせる”。


3|場所別・プロの一筆書き動線 ️

キッチン

  1. 上から換気扇→吊戸→壁面、最後に天板・シンク

  2. 油は温め+アルカリ乳化させて拭き取り→中性でリンス

  3. シンクはクエン酸パックスクラブ水気ゼロ仕上げ

浴室

  • 乾いた状態で粉じん除去天井→壁→床の順。

  • 水アカ(酸)→皮脂(アルカリ)の順でケンカさせない

  • 仕上げは冷水シャワーで結露軽減→スクイジーで面を切る

ガラス・鏡

  • 日陰側で作業(直射日光はムラの元)。

  • 縦→横の引き分けで筋を残さない。

  • 鏡のウロコは専用パッド+弱酸性中和リンス

フロア

  • 乾式→湿式。まず埃を取ってから固く絞った布で。

  • ワックス床は中性クリーナー、無垢木は水分短時間で。


4|15分で変わる“毎日のミニ習慣” ⏱️

  • 朝:洗面台の鏡&水栓歯磨き後の30秒で拭く

  • 帰宅:玄関マットパンパン→コロコロ

  • 夕食後:コンロ周り温かいうちに中性で拭き上げ

  • 入浴後:スクイジーで壁を切る→扉を開放で湿気抜き


5|季節の“攻め所”カレンダー

  • :花粉→換気口・網戸・カーテンの洗浄

  • 梅雨防カビ前線(浴室・押入・サッシレール)

  • エアコンフィルター&室外機の吸気口

  • :ベランダ排水溝→落葉詰まりを早めに

  • レンジフード・キッチン総仕上げ(油が固まりにくい日中に)


6|“プロに頼む”判断基準 ‍

  • 天井高3m超/外部高所(安全装備が必要)

  • 石材・無垢床のシミ(研磨・再仕上の領域)

  • 大量のカビ・ヤニ(専用薬剤と養生)

  • 時間対効果が悪いと感じたら、一度定期清掃に切替も◎


7|チェックリスト✅

[ ] 洗剤の混用禁止を家族と共有
[ ] クロスの色分けを導入
[ ] スクイジーを浴室にも常備
[ ] 季節カレンダーを冷蔵庫に貼る
[ ] “頼る案件”を3つ決めておく


まとめ ✨

清掃は科学×段取り汚れの正体に合う処方道具の基本形が入れば、仕上がりは安定します。迷ったら中性→局所テスト→希釈厳守で安全に。今日から“ラクにキレイ”を始めましょう。

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ドレンエラーが出た時の対処法とプロに頼むべき理由

〜エアコンの水漏れ、放っておくと大変なことに〜


■ 「ドレンエラー」とは何か?

エアコンを使っていると、ある日突然「ドレンエラー」や「エラーコードH6」などが表示され、運転が止まってしまった経験はありませんか?

これは、エアコン内部で発生した「結露水」がうまく排出されないことによって起こるエラーです。
結露水は通常、**「ドレンパン」→「ドレンホース」→「排水口」**へと流れていきますが、どこかで詰まったりポンプが異常を起こすと、エラーとして検知されます。


■ よくある原因

ドレンエラーが出る原因には以下のようなものがあります。

① ドレンホースの詰まり

ホコリやカビ、水アカなどが原因で、ホースの中が詰まると排水できなくなります。

② ドレンパンの汚れ・傾き

ドレンパンに汚れがたまると、排水が滞ります。また、設置時の傾きや歪みでも水がうまく流れません。

③ ドレンポンプの故障

業務用エアコンなどに多いのが、ポンプ不良。劣化や異物混入で排水できず、エラーになります。

④ 排水先の不具合(建物側の問題)

まれに排水先の配管や排水枡に問題があり、逆流してくるケースもあります。


■ 自分でできる対処法(応急処置)

もし「ドレンエラー」が出た場合、次のような確認・対処が可能です。

✅ 1. 一度電源をOFF→再起動してみる

軽度な詰まりの場合、排水がゆっくり進み再起動で回復することもあります。

✅ 2. ドレンホースを目視確認

エアコンの外部に出ているドレンホースにゴミや昆虫が詰まっていないか確認。
必要に応じてホース先を軽くつまんで異物を除去するのも一つです。

✅ 3. ホースの水を抜く

バケツを用意してドレンホースを下向きにし、溜まった水を出してみると、改善される場合も。


⚠ ただし応急処置では「根本解決」にならないことも

上記の方法で一時的に直っても、内部が汚れていたりポンプに異常があると、再びエラーが発生します。

また、分解しないと見えない場所(ドレンパン・配管内部)の汚れが原因の場合、素人では完全に取り除けません。


■ プロに依頼すべき理由

専門業者に依頼すると、次のような点で安心です。


✅ 1. 原因を正確に特定できる

プロは経験に基づいた点検技術で、エラーの根本原因を突き止めます。
むやみにホースを引っ張ったり、壊したりするリスクもありません。


✅ 2. 分解洗浄で内部の汚れも徹底除去

ドレンパンや熱交換器、ポンプ周りまで分解して高圧洗浄が可能。
カビやスライム、水アカを残さず除去できるのはプロならでは。


✅ 3. 業務用エアコンにも対応

天井埋込型、壁掛け型、天吊り型など、機種に合わせた対応が可能です。


✅ 4. 故障リスクの回避

誤った対処でエアコンを破損させるリスクを避け、安全に修理・洗浄できます。


✅ 5. 定期的なメンテナンス提案も可能

「またすぐ詰まった…」を防ぐために、使用環境に応じた定期クリーニングの提案も行います。


■ 実際の対応事例(例)

店舗エアコン(福岡市博多区)でドレンエラー発生
夜営業中にエアコン停止。ドレンホースの詰まりかと思われましたが、実際は内部のカビとポンプ内の異物が原因でした。
分解洗浄+ポンプ清掃で、当日中に復旧。
「もっと早く頼めばよかった」とのお声もいただきました。


■ まとめ:ドレンエラーは早期対応がカギ!

ドレンエラーは「詰まり」や「故障」のサイン。
放っておくと室内に水が漏れたり、カビが増殖して悪臭の原因になることも。


「ちょっと変だな」と思った時点で、専門業者に相談するのが一番の近道です。


📞 エアコンの不調・水漏れならCLEAN TECH JAPANへ!

福岡市を中心に、天井型・業務用エアコンの分解洗浄に対応。
ドレンエラー・カビ臭・水漏れトラブルもスピード対応いたします。

📍対応地域:福岡市(博多区・中央区・早良区など)、春日市、大野城市、糟屋郡など
📞お問い合わせ・見積もり依頼はこちら → 【https://www.cleantech2020.com/contact】

CLEAN TECH JAPANのよもやま話~第10回~

皆さんこんにちは!

CLEAN TECH JAPAN、更新担当の中西です。

第10回:掃除の頻度、どう決める?~エリアごとの目安ガイド

こんにちは!清掃雑学講座、第10回は「掃除の頻度」についてのお話です。

日々の生活や仕事の中で、

「ここって、どれくらいの頻度で掃除すればいいの?」
「毎日やるべき?それとも週1で大丈夫?」

そんなふうに悩んだことはありませんか?掃除のペースは、エリアの性質や使用頻度によって変えるのが正解なんです✨

今回は、場所別の掃除頻度の目安を分かりやすくご紹介します!


✅ 毎日が理想の場所:トイレ・キッチン

これらの場所は、使用頻度が高く衛生面でも特に注意したいエリア。

  • トイレは毎日拭き掃除+週1回しっかり目の掃除

  • キッチンはコンロまわり・シンク・調理台を毎日リセット

特に水気・油汚れ・においが残りやすい場所なので、こまめな掃除がカギです。


✅ 週2~3回でキレイをキープ:玄関・廊下・共有スペース

来客を迎える玄関や、みんなが通る廊下・リビングなどの共用スペース。

  • 週に2~3回のほうきや掃除機がけ

  • 手すり・ドアノブの拭き取りは週1回でも◎

人の動きが多い場所は、ほこりや砂がたまりやすいので、定期的にリセットしておくと快適さが長持ちします。


✅ 月1回でOKな場所:窓・網戸・換気扇

目立った汚れがつきにくい場所は、月に1回の掃除を習慣にするのがおすすめです。

  • 窓ガラスは汚れが目立ったらサッと拭く

  • 網戸は月1のブラッシングや水洗い

  • 換気扇は油汚れが固まる前に、月1で軽めの清掃

見落としがちな箇所ですが、放っておくと掃除が大変になる場所でもあります。


✅ 年に2回で十分:エアコン・照明器具・カーテンなど❄

定期点検とあわせて、半年ごとのメンテナンスを意識したい場所です。

  • エアコンのフィルター掃除は冷暖房の切り替え時期に

  • 照明器具やカーテン、家具の裏側なども年2回のリセット掃除

「年末の大掃除だけ」ではなく、半年に1回ペースで分散させると負担も減っておすすめです。


プロの現場では「清掃計画表」を作成!

実際の清掃現場では、「どの場所を・どの頻度で・どの手順で掃除するか?」をまとめた**清掃スケジュール表(チェックリスト)**を作成して管理しています。

これがあるだけで…

  • 掃除漏れが防げる!

  • やるべきタイミングが明確になる!

  • 清掃スタッフ間の情報共有もスムーズ!

家庭や小規模なオフィスでも、こうした“見える化”はとても効果的です✨


✨まとめ:無理なく続けられるペースでOK!

掃除は「毎日完璧にやらなきゃ!」と思うと疲れてしまいます。だからこそ、エリアに応じた頻度で、ムリなく続けられる計画を立てることが大切です

次回は、「よくある掃除の失敗とその対策」をテーマにお届け予定です。お楽しみに!

次回もお楽しみに!

 

 

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CLEAN TECH JAPANのよもやま話~第9回~

皆さんこんにちは!

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第9回:掃除ってどこまでやる?プロが考える“清掃の範囲”とは✨

こんにちは!今回は、「掃除ってどこまでやれば十分なの?」という疑問にお答えしていきます。

おうちでも職場でも、「これ以上やるべき?」「そこまで必要?」と悩むこと、ありますよね。実は、プロの清掃では“やるべき範囲”が見えているようで見えていないんです。


✅ 見えている汚れだけじゃ足りない!

たとえば床の拭き掃除ひとつをとっても、

  • 大きなゴミ

  • 食べこぼし

  • ほこりや髪の毛

といった「目に見える汚れ」だけでなく、

  • 隅にたまったほこり

  • 手の届きにくい家具の下

  • 目には見えないウイルス・菌

といった、**“見えない汚れ”**までしっかりケアするのがプロの仕事です🧼


✅ 清掃範囲はケースバイケース

プロが入る清掃現場では、お客様との間で「どこまで掃除するか?」をきちんと打ち合わせして決めています。

よくあるポイントは…

  • トイレや洗面所の水まわり

  • エアコンや換気扇などの空調設備

  • 窓ガラスやサッシのレール

  • 床のワックスがけやポリッシャー洗浄

ぱっと見では気づかないけれど、放っておくと汚れが蓄積しやすい場所ばかり。

プロの清掃では、そうした**“見えにくい場所”**をいかに丁寧に掃除できるかが大事なポイントなんです。


✅ 掃除のゴールは“気持ちよさ”✨

掃除って、「汚れがなくなったら終わり」ではありません。

私たちが目指すのは、

「なんだか空気が違う」
「ここに来ると気持ちいい」

そんな、**“清潔感を感じられる空間づくり”**です。

これは、ただ見た目を整えるだけでは届かない世界。においや空気感、触れたときの質感までトータルで整えることで、ようやく「清掃完了」と言えるんです🧹🌿


✨まとめ:掃除=“快適な空間づくり”の一部

掃除の範囲に正解はありません。でも、「ここをキレイにしたら、もっと快適になるな」という視点をもって取り組むと、自然と“やるべきこと”が見えてきます。

次回は、**「清掃の頻度ってどう決める?」**をテーマにお届けします。どうぞお楽しみに!📅

次回もお楽しみに!

 

 

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CLEAN TECH JAPANのよもやま話~第8回~

皆さんこんにちは!

CLEAN TECH JAPAN、更新担当の中西です。

清掃業の未来とは?~進化する現場、変わる社会の中で求められる価値~

 

 

 

前回は、清掃業と環境の関係についてご紹介しました。

今回は、「清掃業の未来」に焦点を当てて、技術革新・社会的役割の変化・人材戦略の方向性について一般的な市場での例を基に詳しくご紹介します。


■ なぜ、今「清掃業」が注目されているのか?

 

  • 感染症対策(COVID-19やインフルエンザ)

  • 高齢化社会による在宅支援

  • ウェルビーイング(健康・快適)への関心の高まり

  • 労働力不足と清掃の外注化

これらの要因によって、清掃業は単なる「裏方」ではなく、**“安全・衛生・快適な社会を支える最前線”**として、その社会的意義が再評価されてきています。


■ 技術が変える清掃業の現場

 

1. ロボット清掃の進化

 

  • 床用ロボット(バッテリー式自動床洗浄機)

  • 窓用クライミングロボット

  • ホテル・商業施設で稼働する自律走行型清掃機

ロボットは人手不足を補い、清掃品質の均一化を実現します。


2. IoTと清掃の融合

 

  • センサーで「汚れの蓄積」を検知 → 必要なときだけ清掃

  • 作業履歴・時間をアプリで管理

  • 顧客ごとに最適化された「清掃スケジュール自動生成」

このように、“データに基づく清掃”=スマート清掃が始まっています。


3. 清掃員の業務が“マルチタスク化”

 

  • 除菌・消臭・空間ケアをセットで提供

  • 小修繕(ドアの建てつけ調整、照明交換)も含む

  • 整理収納や環境改善のアドバイス

清掃業はもはや「掃除だけの仕事」ではなく、総合的な施設メンテナンス業務へと進化しています。


■ 働き方の変化と人材の可能性

 

● 清掃業界に求められる人材像とは?

 

  • 安全・衛生・品質に対する意識が高い人

  • 現場での判断力と応用力を持つ人

  • テクノロジーに柔軟に対応できる人

今後は「ただの作業者」から「空間の価値を上げるエンジニア」としての役割が期待されます。


● 若手・女性・シニアの活躍促進へ

 

  • 力仕事の軽減(ロボット化・機材の小型化)

  • 柔軟な勤務体系(時短・副業・業務委託)

  • 「清掃=誇れる職業」へのブランディング強化

これにより、幅広い層が自分のライフスタイルに合わせて働ける産業として発展しています。


■ 清掃業×SDGsの未来へ

 

  • 廃棄物削減(ゼロウェイスト清掃)

  • グリーン洗剤の普及と標準化

  • 清掃と地域福祉の連携(高齢者支援・防災拠点整備)

清掃業は、持続可能な都市づくりと人間らしい暮らしを実現する社会的インフラなのです。


■ まとめ:清掃業は「社会の質」を左右する仕事へ

 

清掃業の未来は、ただの「汚れ取り」ではなく、
人と場所と地球を健やかに保つ、持続可能性の担い手です。

環境にやさしく、働きやすく、社会から信頼される産業へ――
清掃業の価値は、これからさらに高まっていくことでしょう。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

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CLEAN TECH JAPANのよもやま話~第7回~

皆さんこんにちは!

CLEAN TECH JAPAN、更新担当の中西です。

清掃業と環境の関係とは?~“きれい”の裏側にある環境配慮の現場~

 

 

今回は、清掃業が日々向き合っている「環境」との関係性についてお話しします。

「清掃業」といえば、見た目をきれいに整えることに目が行きがちですが、実は環境負荷と環境保全の両面を持ち合わせる仕事でもあります。

私たちが何気なく依頼する清掃業務の裏側では、水・洗剤・資源・エネルギーなど多くの環境要素が関わっているのです。


■ 清掃業が環境に与える主な影響

 

① 洗剤や薬剤による水質汚染リスク

トイレや厨房、エアコン、外壁などの清掃では、強アルカリ性・強酸性の薬剤有機溶剤が使われることがあります。これらが適切に処理されなければ、河川や下水処理への悪影響を及ぼす可能性があります。

② 大量の水使用と排水

床の洗浄や高圧洗浄、エアコン内部の洗浄では、1回の作業で数十〜数百リットルの水が使用されるケースも。使用水量の無駄を減らすことは、水資源保護と上下水処理の負担軽減につながります。

③ 廃棄物の発生

  • 汚れたクロス・使い捨てモップ

  • 養生材やビニール類

  • 空容器・段ボール・プラスチックごみ

現場では見えないところでゴミが出続けているため、これをどう減らすかは環境経営における大きな課題です。


■ 環境に配慮した清掃業の取り組み

 

● 環境対応型洗剤の導入

  • 植物性界面活性剤

  • 生分解性の高い天然系クリーナー

  • 無香料・無着色で人体にもやさしい処方

従来の“強い洗剤”から、“やさしいけど効果的”な洗剤へと転換が進んでいます。


● 水の使用量削減と再利用

 

  • 高圧洗浄を必要な範囲に限定

  • バキューム回収による汚水管理

  • 洗浄水の濾過・再利用(特に工場や大型施設)

こうした工夫は、コスト削減と環境配慮の両立に貢献します。


● ゴミの分別と資源リサイクル

 

  • 現場での資材ごとの分別徹底

  • 汚れた資材の“回収洗浄→再利用”

  • 清掃後の廃棄物マニフェスト提出(企業向け)

事業所清掃では、清掃会社自らが「排出者責任」を持って対応することが求められます。


● グリーン清掃認証やCSR活動

 

  • 清掃業界団体による「環境マネジメント認証制度」

  • SDGsに基づく「エコ清掃サービス」の導入

  • 地元の学校・公園の無償清掃など地域貢献活動

社会に信頼される企業になるには、「きれいにする」だけでなく、「地球にもやさしい」姿勢が大切です。


■ おわりに:見えないところで環境を守る仕事

 

清掃業は、目の前をきれいにするだけの仕事ではありません。
環境・安全・健康・資源のバランスを取りながら、人が安心して暮らせる空間を支える“総合的な環境管理”の仕事です。

そしてその価値は、今後ますます高まっていくことでしょう。

次回もお楽しみに!

 

 

 

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CLEAN TECH JAPANのよもやま話~第6回~

皆さんこんにちは!

CLEAN TECH JAPAN、更新担当の中西です。

清掃業の鉄則:真のプロフェッショナルが守るべき7つの心得


前回は清掃業の歴史を振り返りましたが、今回は現場で日々活躍している皆さんに向けて「鉄則編」をお届けします。


清掃の仕事は「やればいい」ではありません。「どうやるか」「誰がやるか」が問われる、れっきとした“プロの仕事”です。
では、その現場で求められる“7つの鉄則”を見ていきましょう!


1. 【鉄則①】“見えないところこそ”完璧に

 

清掃作業の真価は、「誰も見ていない場所」で発揮されます。
床の隅、家具の下、エアコンの吹き出し口…。こういった箇所に手が届くかどうかで、その人の姿勢と誠意が見えるのです。
お客様の評価は細部に宿る。これは全清掃員共通の真理です。


2. 【鉄則②】「挨拶」は最初の清掃行為

 

現場に入る前の「おはようございます」、清掃後の「失礼いたしました」。
たった一言で現場の空気が変わることもあります。
清掃員は裏方であると同時に、施設の“顔”でもあります。言葉と態度の清潔感が、作業品質以上に評価されることもあるのです。


3. 【鉄則③】「段取り」が勝負の8割

 

清掃作業には、事前の準備が何より重要です。
現場の構造、使用機材、作業時間、ゴミ出しルールなどを把握し、ミスのないスケジューリングを行うことで、作業効率と品質が飛躍的に向上します。
“入ってから考える”のではなく、“始める前に全て計画”がプロの鉄則です。


4. 【鉄則④】機材・薬剤の扱いに精通せよ

 

ポリッシャーの回転速度、洗剤の希釈倍率、乾燥時間の把握など、清掃の現場には「知識と経験」が不可欠です。
間違った使い方をすれば、床材を傷つけたり、臭気を残したりと、逆効果になることも。
正しい使い方を熟知し、「機材を活かす人」になることが大切です。


5. 【鉄則⑤】報告・連絡・相談(ホウレンソウ)を怠らない

 

・水漏れを発見したら?
・破損した箇所を見つけたら?
・見積もりにない箇所の清掃依頼を受けたら?

こんな時こそ、“現場力”が問われます。
自己判断ではなく、すぐに上司や管理者に報告・相談することでトラブル回避と信用確保が可能になります。


6. 【鉄則⑥】「清掃=衛生管理」である意識を持つ

 

ただの「汚れ落とし」ではなく、清掃は「人の健康を守る」仕事です。
特に医療・食品・介護・ホテル施設では、「衛生基準」や「感染対策」に対する理解と対応力が不可欠。
拭き取り回数・消毒剤の種類・清掃順序など、科学的根拠に基づいた作業を行うことが信頼につながります。


7. 【鉄則⑦】“誇りを持って清掃にあたる”

 

最後に最も大切なこと。
「誰かがやらなきゃいけないから」ではなく、「自分がこの場所を守る」という誇りを持って取り組むこと。
その姿勢は必ず伝わります。清掃は“裏方の主役”。誰かの生活や仕事を陰で支える大切な使命です。


清掃業には、ただの技術だけではなく「人間性」「責任感」「観察力」「対応力」が必要です。
7つの鉄則を意識しながら日々の業務に取り組むことで、プロとしての信頼と満足度は確実に高まります。

現場の一掃は、信頼の一歩。
皆さんの一拭きが、今日も誰かの快適を生み出しています。

 

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